相続税申告は自分でできる?自分でやる場合の手順やメリットデメリットを徹底解説!
相続税の申告が必要になった方は、「そもそも申告は自分でできるのか?」
「税理士に依頼した方が良いのか?」など様々な疑問があると思います。
今回は相続税申告を自分でやる場合の手順やメリットデメリットなどを詳しく解説します。
相続税申告は自分でできる
結論から申し上げますと、相続税申告は自分でも行うことが可能です。
相続する財産の種類が少なく、簡単な相続の場合は、自分で申告するハードルもそれほど高くありません。
一方、相続する財産の種類が多い場合や、相続人が多く、トラブルになりそうな場合など税理士に相談するのがおすすめなケースもございます。
自分で申告しやすい条件と、税理士に依頼した方がいいケースをそれぞれご説明します。
ご自身の現状と照らし合わせて、自分で申告できそうか税理士に相談した方がよさそうか検討してみてください。
自分で申告するハードルがそれほど高くないケース
まずは、ご自身で申告するハードルがそれほど高くないケースについて解説していきます。
①財産の種類・総額が多くない
財産の種類や総額がそれほど多くない場合、ご自身で相続税申告を行うことも可能です。
相続税申告で最も複雑なのが土地の評価です。
相続する財産に土地がない場合であればご自身で相続税申告を行うハードルはそれほど高くないでしょう。
②法定相続人が少ない
法定相続人が1人の場合には、「財産分割協議書」を作成する必要がなく、他の相続人がいないため、万が一申告を間違えたとしても誰にも迷惑をかけないため、ご自身で申告しても問題は少ないです。
③間に余裕がある
相続税申告の手続きにはかなり時間と手間がかかります。
また、資料収集や相談窓口が平日(昼間)にしか開いていないことが多いため、平日の昼間に時間がとりにくい場合はご自身で相続税申告をするハードルが高くなるでしょう。
④法定相続人同士の話し合いが可能
相続人同士で争いになるリスクがある場合は、ご自身で相続税申告することはおすすめできません。
相続人同士で争いになるリスクが絶対にない場合(話し合いが可能)であればご自身でも申告が可能です。
自分で申告することも可能だが税理士に依頼した方が良いケースもある
次に、税理士に相談することがおすすめなケースとポイントを解説していきます。
①相続人が複数人いる
相続人が複数いる場合は、万が一相続税申告で間違えてしまった場合に、他の相続人に迷惑をかけてしまうリスクがあるため、税理士に相談することをおすすめします。
②生前贈与がある
生前贈与や信託など、複雑な相続対策を行っている場合は、専門家の知識が必要です。
③相続税についての基礎知識がない
相続税についての知識がない場合、申告内容を誤ってしまったり、時間がかかってしまうため。税理士に相談した方が良いでしょう。
④時間に余裕がない
仕事が忙しかったり、高齢であったりする場合、自分で手続きを行う時間が取れない場合は、税理士に依頼することをおすすめします。
相続税申告を自分で行う手順
相続税申告を自分で行う場合の手順について簡単に解説します。
主に下記のような流れで申告を行います。
①税務署で相続税申告に必要な書類を入手する
②法定相続人と相続する財産を確定させる
③相続税申告に必要な書類を揃える
④遺産分割協議書と相続税申告書の作成
⑤相続税申告書を税務署へ提出する
;相続税申告を自分で行うメリット
相続税申告をご自身で行う大きなメリットは、税理士報酬がかからないため、コストを抑えられるという点です。
また、相続税申告についての知識を得ることができるという点もメリットの1つと言えるでしょう。
相続税申告を自分で行うデメリット
前章でメリットはコストを抑えられる点と知識を得られる点とお話ししましたが、相続税申告をご自身で行うデメリットはどんなものがあるのでしょうか。
時間と手間がかかる
まずは時間と手間がかかるという点です。
相続税申告は、平日昼間に戸籍を取りに行ったり、金融機関に行ったりすることが必要となるため、平日昼間に時間が取れない人はご自身で申告を行うハードルが高くなります。
また、土地の評価などは知識がないと難しく、調べながら対応したり、資料を準備するだけでもかなりの時間がかかります。
相続税を過大申告または過少申告してしまうリスクがある
相続税申告は土地の評価などのいくつかの減額ポイントがあります。
減額ポイントを見逃してしまうと、相続税を過大に納めてしまうことになります。
また、万が一過少申告してしまった場合は、税務調査でペナルティがかかるリスクがあります。
税務調査に入られる確率が高くなる
相続税申告書を提出した後に、税務署が税務調査に入るかどうか選定が行われます。
一般的に、税理士が作成した申告書とご自身で作成された申告書では、ご自身で作成された申告書の方が税務調査に入られることが多いとされております。
まとめ
今回は、相続税申告は自分でできるのか?というテーマについて解説しました。
相続税申告の手続きは自分でもできるが、税理士に依頼した方が良いケースもあるということがおわかりいただけたと思います。
相続税申告の手続きに関して少しでも迷った場合は、まずは税理士に相談することをおすすめします。